「愛の不時着」2巡目

昨日は休みを取ったので、すっきりとした朝。めっきり秋めいて少し肌寒いぐらい。

今日の仕事は、午前中は下期の業務体制について、課長を交えてグループで打ち合わせ。自分以外の3人はベテランなので、できる限り知識を吸収して負担を軽くせねばと思う。このうちの誰が抜けても業務が止まってしまうのは目に見えてしまうし…。
午後は稟議を一本起こして17:30頃事務所を出る。

夕食は二日目のカレーにコロッケを合せ、コロッケカレーに。ちょっと食べ過ぎて苦しいぐらい。

昨日見終わった「愛の不時着」を再び最初から見始める。完全にハマってしまった。
しかし、結末がわかっていてもやはり面白い。二回見ると、1度目は気がつかなかった様々な伏線にも気がついて、あらためて良く出来たドラマだと強く思う。

11頃就寝。

2020年10月12日 (月)

「愛の不時着」にハマる

この4日、日記を書く事も忘れてNETFLIXを見入っていた。
一体何にそんなにハマっているのかというと、遅ればせながら「愛の不時着」にだ。まさか、自分が韓流ドラマにドはまりするとは夢にも思わなかった。

このドラマ、周りでもハマっているいる人が多いが、自分は韓流ドラマを見た経験ゼロ。ラブストーリーは基本的に苦手なので、試しに1話だけみて退屈だったら止めようと思っていた。
ところが、見出したらこれが実に面白い。あれよあれよという間に回を重ね、気が付いたら先週の土日だけで8話も見てしまっていた。

なぜこのドラマがこんなに僕を惹きつけるのだろう?
一つ言えるのは、ドラマの展開がとても解り易いこと。最初はこの解り易過ぎる展開や、俳優が時に見せるオーバーなぐらいの演技が漫画的なぐらいだと笑っていたのだが、すぐにそれは自分がすれているためだと気が付いた。
勿論、「愛の不時着」にも幾つかの伏線はある。だが、それはあえてドラマを拗らせるための伏線ではなく、幹となるテーマを補完するものであって、全体が一つの方向に向かって奇麗に流れているような気がするのだ。

このストレートさは、少し前の日本のドラマに似たところがあって不思議な懐かしさをも感じる。
昨夜は寝不足になりそうだったので、10話の途中でストップ。まだまだ先は長く楽しめそう。

2020年10月 8日 (木)

ピチカート・ワン・イン・パースンの「前夜」を聴いた

一段と寒い朝。気温は15度台だったらしい。

今日から対面とオンラインを併用した授業が始まる。学生にとって半年ぶりに通学が始まるが、実際にどのぐらいの学生が来るかは蓋を開けてみないとわからない。駅が混み合い近隣住民に迷惑をかけてはまずいので、しばらく様子を見ることになった。
駅に立つが、薄手のジャケットでは肌寒く、もう一枚着てくればよかったと後悔する。が、学生らしき姿はほとんどなく、業務終了。

午後も学生の入構チェック。手指の消毒とサーマルカメラで検温した上、決められた導線通りに教室に行かせる。やり過ぎなぐらいに徹底した感染防止対策。
結局、自分の持ち時間で来学した学生は4人。全体でも20人弱だった。天気が悪く、対面からオンラインに切り替えた学生もいたのかもしれない。

その他、授業料減免の書類関係を整えて仕事を終え、6時ごろ事務所を出る。

帰りの電車の中では、イヤフォンからピチカート・ワン・イン・パースンの「前夜」を聴く。
ピチカート・ワンは、元ピチカート・ファイブの小西康陽さんのソロプロジェクト。正直、ピチカート・ファイブにはあまり思い入れがなかったのだが、ソロになって出た「わたくしの20世紀」というアルバムには心を動かされた。哀しい恋の終わりや強烈な死の匂いのする曲を、小西がチョイスした多彩なボーカリストが歌った一枚。暗く内省的だったが、それは不特定多数向けの音楽というより、自分自身に向けて差し出された誰かからの手紙のようで、心の奥の深いところに置いておいた感情に強く揺さぶりをかけるものだった。
あまりライブをやらない人だが、去年の10月に東京と大阪のビルボードライブで一回ずつ公演が行われ、僕も足を運んでいる。

折しも、ライブの日は関東に台風19号が上陸する直前だった。街から人が消え、イベントも次々に中止になる中、小西さんはライブを決行した。だからアルバム・タイトルが「前夜」なのだろう。
と、同時にリリースされたタイミングは、新型コロナウィルスで世界中が外出自粛だった時期。あの夜と同じように街から人が消えた。そういった意味でこれは「前夜」ダブルミーニングなのだと思う。

アルバムに「地球最後の日」という曲が収められているが、ライブは全編にわたってそんなムードだった。荒ぶる世界において、シェルターの中で音楽を楽しむ時間を慈しんでいるような空気感が、そのままの形で真空パックされている。自分もその場にいたわけだけど、まるで遠い日の出来事のようで不思議な気持ちになった。

アルバムの残り一曲を残して帰宅。自分が妻のビニール傘を使っていた事が判明し、一気に現実に引き戻され、少し気まずい空気に。
夕食はクリームシチュー。

秘密のケンミンショーを観終わると、眠気が襲ってきて11時ごろ就寝。

2020年10月 7日 (水)

初めてのZOOM

朝が涼しく、寒いぐらい。毎年思うことだが、東京は秋が短いなあと感じる。

今日は朝一でZOOMを使った部内ミーティング。もはや世間一般では当たり前のスタイルなのだろうが、自分は初めて。とても使い勝手の良いソフトで直ぐに慣れるが、自分も含めた課員の顔がブロックを積み上げるように表示されるのは、なかなか変な感じだ。

授業料返還関連で財務課と調整すると、学生が納入金として支払った金額から、他にも併せて返還すべきものが出てきて資料を作り変える。稟議がまだ決裁にならないので、今日は準備だけ。

6時ごろ職場を出る。小雨が降っている。
途中新宿のユニクロによって、昨日買ったワークパンツのサイズを交換してもらう。

7時半ごろ帰宅。今日は妻が夜出掛けていて、夕食におでんを作ってくれていた。朝晩は肌寒くなってきたので、温かいものが美味しい。食後、カカオ分80%のチョコレートを少し食べる。

9時のNHKニュースは、菅政権が日本学術会議が推薦した候補6人の任命を拒否した問題、退院後のトランプ大統領の様子等を報道している。全く別の問題だが、どちらも判断の正当性を強引に主張している部分は同じような気がしてしまう。
いったい、世界は何時からこんな風になってしまったのだろう。

9時半には猛烈に眠くなってしまい、ベッドに潜り込む。

2020年10月 6日 (火)

小林旭とドナルド・トランプ

昨日よりも涼しく感じる朝。
シャツの上にジャケットを羽織って家を出る。

先週まで携わっていた案件が、ようやく学内決裁を得られたので、更に先取って授業料返還の稟議と採用決定通知の雛型の作成を進める。
まあまあ順調に進み、6時ごろ職場を後に。

家に帰ると、妻がすでに帰宅していて、夕食に焼き魚とスパムとキャベツの炒め物を作ってくれていた。最近は昼食を軽く済ませているのでこういうご飯がありがたい。

夕食を食べながら、テレビでNHKのうたばんを見る。84歳になった小林旭が「熱き心に」を歌っていた、さすがに声が出難くなっているところも見受けられるが、この年でこの歌なら十分すぎるほど十分。最近はYoutubeデビューもしているというが、宍戸錠、梅宮辰夫と同輩がどんどんなくなっている今、思う所があるのだろう。元気でいて欲しい人だと思った。

9時のニュース。トランプ大統領が本当に退院してしまった。
普通に考えてあり得ない話で、間違いなく特殊な医療技術を使っているのだと思う。何か聞きなれない薬を使っているという噂もあり、それが彼の判断能力に悪影響を及ぼさないか、ただただ心配。

10時からのクローズアップ現代でも、アメリカ大統領選挙でのトランプ陣営のブレーンのような人物が出てきて、舞台裏を話していた。選挙のプロ。そこに個人的政治理念を挟むべきではないのだろうが、その胸の奥の奥にはどのような感情が眠っているのだろうか…。

11時ごろ就寝。

2020年10月 5日 (月)

安藤裕子というシンガー

6時に目覚ましの音で目覚める。2日ぶりにたっぷり7時間睡眠。やはり目覚めが違う。
仕事が休みの妻が、目玉焼きにソーセージ、サラダとパンの朝食を作ってくれる。

耳にイヤフォンを突っ込み、習慣となったradikoで土曜日に放送されたちわきまゆみの番組を聴きながら通勤。
ゲストのトークが安藤裕子だったのだが、曲が書けずにメジャーな会社を離れ、信頼できる若い共同作業者を得てようやく音楽の現場に戻れたことなどをさらりと語っており、センシティブな面と大胆な面とが同居したなかなか興味深い女性シンガーだと認識を新たにした。

仕事はあまりはかどらず、11時45分ごろ職場を後に。
radikoで続きを聴きながらの帰宅。

夕食は大好きなカレーライスだった。

食後は成城石井で買った、カカオ成分81%のチョコレートを食べ、テレビをぼんやりと。
テレビでは新型コロナウイルスに感染したトランプ大統領が5日にも退院の可能性があると言っている。そして、今朝方は車に乗って病院に集まった支持者の前を通って見せたと…。密閉された車内でトランプさんと濃厚接触せざるを得なかったシークレットサービスはどんな心持だったんだろう?そして、これを見たアメリカ国民はどう思っているのだろう?

明日起きたら、トランプ退院のようなニュースもあり得るのかと思いつつ、11時ごろ就寝。

辛いラーメンを食べながら新型コロナに罹った大統領を思う

8時起床。今日も寝覚めはあまり良くないが、あまり深刻に考えないことにする。
妻は休日出勤で出た後なので、次男と自分のための朝食はミスタードーナツのテイクアウトで。

10時にジムに入り、サーキットトレーニング開始。今日は昨日よりキツく感じ、発汗も多い。やや気温が高く、朝方降った雨のせいで湿度もあったことが関係しているのかもしれない。

昼食は長男と駅で待ち合わせ、彼の熱烈な希望で神田の鬼金棒というラーメン屋へ行った。
唐辛子の辛さと山椒の痺れを合わせたスープがウリの店で、辛いもの好きの彼は前から目をつけていたらしい。確かに店の前には人が並び、人気ぶりが感じられる。辛さ・痺れは調節できるが、最近辛いものにめっきり弱くなった自分は普通にしておいた。長男はどちらも増し増しで。
出て来たラーメンは濃厚なスープに太くて硬い麺がよく合う、なかなか好きなタイプのもの。思っていたほど辛くもなく、これなら次は増し増しで行けるかも。それと、他の人が頼んでいたパクチーラーメンがとても美味そうだった。パクチーの量がハンパでなく多い。この濃厚なスープはパクチーにきっと合うはずだ。

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午後は、昨夜録画しておいたNHKのSONGS佐野元春特集を見た。
40年来のファンという武田アナウンサーがインタビュアーを務めていたのだが、元春レディオショーを毎回録音するなど、僕と全く同じようなことをやっていたのが微笑ましい。
番組で演奏された3曲「約束の橋」「ニューエイジ」「エンタテイメント!」を佐野が選んだ理由が興味深かった。特に「ニューエイジ」。文字通り新しい世代、新しい時代といった意味だが、30年以上前に佐野が描いた未来は、決して明るいイメージではなく、ディストピア的なものだったという。だが、そこで希望の光を辿って船を漕ぐ若者のようなイメージを描きたかったんだとか。
確か、ビジターズ・ツアー直後のインタビューで、佐野は「ロマンチックな楽観論より現実的なメランコリックを選ぶ」といったようなことを語っていた記憶がある。「冬のボードウォークに座って 全ての終わりを待ちながら ブルーな恋に落ちてゆく Sweet Sweet New Age」は本当に凄い一節だと改めて。

夕食は妻の作ってくれたお好み焼き。
ニュースを見ながら、新型コロナに罹ってしまったトランプ大統領に思いを馳せる。それにしても、この件に関しては複雑な思いだ。今までなら、たとえ考え方が違う人であったとしても心から回復を願っていたと思う。でも、トランプに関しては、何事もなく退院したら「コロナは恐れる事はない」と言いそうな気がしてしまい、内心重症化を願ってしまう自分がいるのだ。そして、そんな自分のドス黒さに気が付き、自分で自分がたまらなく嫌になる。
一体いつから世界はこんなになってしまい、いつから自分はこんなにこんがらがってしまったんだろう…。

細海魚を聴きながら、11時ごろ就寝。

2020年10月 4日 (日)

リクオ&うじきつよしのライブに行った

怒涛の一週間だったが、週末に入っても気持ちが高ぶっているのか、あまり深く眠れた気がしない。まあ、起きた感じはそんなに悪くなかったが…。
朝ご飯におにぎりを食べ、10時にはジムに入っていつものサーキットトレーニング。不調の時はマシンもやたら重く感じたりするものだが、そんな事もなく順調にメニューをこなす。

お昼は先週と同じ、chottoのテイクアウトランチ。今日はローストチキンにしてみた。チキンがゴロッと一本入っており、ハーブの良い香り。これもなかなかのお得感。美味しかった。そういえば、会計時にてっきり楽天payが使えると思ってスマホしか持ってこなかったのだが、ダメとわかり家に財布を取りに帰った。まあ近いから全く問題なしなのだが、コロナ禍以降、すっかりキャッシュレスが馴染んでしまったと苦笑い。感染がどうこうというより、単純に便利なのだ。

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午後は細々とした雑用をこなし、4時ごろ家を出て下北沢に向かう。今日はリクオ&うじきつよしのライブがあるのだ。
駅を降りると、下北沢の街ははカレーフェスティバルをやっているらしく、大勢の若者でごった返している。マスクをせずに大声で話している人も多く、正直ちょっと引いてしまった。いつも思う事だが、コロナは何が正解か解らないまま、人によって異なる基準で感染対策せざるを得ないところが厄介だと思う。若者たちを非難するつもりは全くない。もしかしたら、本当にそんなに怖がらなくてもいいのかもしれない。ただ、自分の基準ではそこに飛び込めないのだ。いつまでこんな状態がいつまで続くのだろう。

少し早く着いたので、閉店が決まった「GARDEN」に行ってみる。バンドスタイルのライブ会場として、狭くもなく大き過ぎる事もなく、とても見易い会場だった。ここで見たライブの思い出は数知れず、閉店が本当に残念。

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会場となるラ・カーニャに来るのも一年ぶりだ。リクオさんのライブをリアルで見るのは、今年3月以来だから半年ぶり。緊急事態宣言からここまで、6月に細海魚、7月に山口洋のライブと、散発的にライブを見てはいるが、本格的にライブを見る生活が再開したのは今日からという気がする。感染のリスクは勿論ゼロにはならないが、それも背負った上で会場に足を運べるだけの心構えが自分の中にようやく生まれたと思っている。

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そして、リクオとうじきはそんな期待に十分過ぎるほど答えてくれる素晴らしいライブを見せてくれた。
リクオの歌声、ピアノ、うじきのコーラス、エレキギターの音色…。やっぱりライブは最高!配信ライブとは比べ物にならない。ああ、自分はこの感覚に飢えていたんだ…。ようやく帰って来たという気持ちになって、つい声も出てしまう。周りもそうで、最初は少し戸惑い気味だった観客も、リクオとうじきのオープンなトークとダイナミックな演奏に乗せられ、自然と心が開いていくようだった。

自分は、うじきつよしのライブをちゃんと見るのは恐らく初めてだと思うが、ギターだけでなく、ボーカルがこんなに素晴らしいとは思わなかった。リクオの曲に付けるコーラスも、メインでボーカルをとる曲も本当に心を揺さぶるものがあった。特に、初期のリクオの曲「カントリーボーイ」のカバーは胸に染みた。
そして何と言ってもそのギター!テレキャスターをメインに、エレアコやレスポールなど3本のギターを持ち替えてプレイ。オープニングのフェイセズ「STAY WITH ME」やハンブル・パイの「Drift Away」のカバーなどは、テレキャスターが唸りを上げ、ここしばらく経験していなかったロックなライブの醍醐味を十二分に味わった。

対するリクオも負けていない。うじきメインの曲に伴走するピアノはさながらイアン・マクレガン。コロコロと転がるピアノが鬱屈した日々を吹き飛ばしてくれる。「アリガトウ原子力発電所」の選曲にはびっくりしたが、これもうじきと一緒にやるからこその選曲だったんだと思う。

アンコールでは客席にいたブードゥー・ハワイアンズの澄田健がうじきに呼び出され、うじきのテレキャスターを手に三人でボ・ガンボスの「夢の中」を演奏するという嬉しいハプニングもあった。

本当に楽しかった。もう一度書くが、ライブはやはり配信とは全く別モノだということがはっきり認識できた夜だった。サウンドへの没入の度合いが配信とは比較にならないのは勿論だが、そこで会う友達や休憩中の会話、お店の匂いや空気感も含め、自分はライブという非日常が好きだったんだと遅ればせながら気が付く。

休憩中はリクオさんと自粛期間中の事や配信ライブについて話をする。自粛中、着々と曲を書いていたかと思えば意外にそうでもないらしい。が、声の調子は絶好調。長いインターバルでツアーに出る体力が落ちているかといえば、それも大丈夫とのこと。確かに話していても元気そうで、この人は細い身体で心身ともに意外にタフだなあ〜と思う。
配信については、やはりライブに叶うものではないということで意見が一致。リクオさん自身、配信をライブの現場から足が遠のくような作りにはしていないと言っていた。

久々に楽しい夜だった。若者で溢れる下北から離れ、家の近くに戻って松屋で海老チリを食べて帰宅。
風呂に入って11時ごろ就寝。

2020年10月 2日 (金)

バタバタの一週間

予想はしていたが、今週は月曜からバタバタの日々が続き、まともにブログを書く時間さえとれずじまいだった。

久々に構内に学生を入れての行事。新型コロナの感染対策に最大限の配慮をした上での準備とプログラムの進行はかなり神経を使うものだった。
加えての授業料減免に向けての事務処理。これもまた学内事務で神経をすり減らされる場面が多々あり、消耗。

今日になってようやく一息つけ、疲労も感じていたので、5時半には早々と職場を離れる。
夕食は根津の弥生坂にできた新しい定食屋さんで。銀鱈の甘煮定食、なかなか美味しい。ご飯に拘っているようでおかわり自由というのも若い人には嬉しいだろう。長男を連れてくるのもアリだなと思った。

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月が綺麗な夜。帰りは不忍池まで足を伸ばして遠回りして帰る。

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録画していた「麒麟が来る」を見て、戦国の世のパワーバランスに気を使う光秀の姿に、どの時代も同じだなと思ってみたり。
NHK9時のニュースでトランプ大統領が新型コロナ陽性になったことに関する詳しい状況を確認し、今後これがどう影響するかをぼんやり考える。何事もなく治って実務に復帰できたら、「コロナはただの風邪」論がますます加速することにならないだろうか…。重症化することを願っているわけではないが、トランプのこと、あれを逆手にとるようなこともないとは限らない。

考えているうちに眠たくなってしまい、10時には就寝。

2020年9月27日 (日)

「不要不急の銀河」拡大版を見た

朝7時半ごろ起床。たっぷり寝たせいか、昨日の疲労はだいぶ回復していて筋肉痛にもならなかった。

朝食は納豆ご飯のみ。アイスコーヒを飲んでゆっくりした後、10時にジムへ入り、1時間サーキットトレーニング。明日は午前中にマンションの理事会が入っているので、昨日の立ち仕事とこのトレーニングで週末の1ローテーションと勝手に決めて頑張る。

朝食が軽かったので、お昼は近所のカフェからテイクアウトでカレーを食べた。
バス停のすぐ近くにあるchottoという可愛らしいカフェがある。店内は3テーブルほどしかない小さなお店。ここの猪のキーマとトマトチキンの薬膳カレーというメニューが気になっていたので、それを買って帰った。カレーはどちらもしっかりとスパイスの風味が感じられ、油っぽくなく胃もたれしない。ご飯も自分には丁度いい量。サラダも付いてバランス良く、これで1,000円ならちょっとイイかなと思う。他にもランチメニューがあるのでまた利用したいと思った。

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午後は洗濯したりクリーニング屋に行ったりと細々とした用事を済ませた後、なんとなくだらだらと過ごしてしまう。
夕方になって近所を散歩し、最近できたチョコレートのお店「ハミングバード」でチョコとコーヒーを購入。

夜は「ナポリの窯」の宅配ピザ。
その後、日テレ「志村どうぶつ園」最終回を見る。16年半もやっていたのか…。この番組は子供が小さかった頃に家族と一緒に見ていた断片的な記憶がたくさん残っている。那須どうぶつ王国など、ここで知った動物が実際にいる場所に足を運んだこともあった。タカアンドトシやハリセンボンなどは、この番組のレギュラーになり土曜日のゴールデンタイムに出られたことは、その後のキャリアにおいてかなり大きかったと思う。内外ともに影響力があっただけに、残された者としては志村けんの冠そのままで番組を続けるのは、負担も大きかったのではないかと勝手な推測。

その後、7月にNHKで放送されたドラマ「不要不急の銀河」の拡大版を見た。今回の放送は2回目の再放送となり、ドラマ&ドキュメントとして番組制作の舞台裏まで克明に追っていたが、当時の緊迫した空気と今のやや弛緩した空気との対比に考えさせられる部分が多かった。
特に印象に残ったのが、ドキュメンタリー部分でプロデューサーが語った「(感染対策は)医療班ありきだときっと定着しない。何故ならその人に判断を仰ぐことになるから。自分達が決めたガイドラインを自分達が守るんだと肚に落とさないとこの経験は今後に活かされない」という言葉。
これはまさに今現在に言える事で、自分自身、国が緊急事態といえば自粛、GO TO…といえば緩むという事を繰り返してきたように思う。自分ではコロナウイルスに対する自分なりの考えも持っていたように思っていたけれど、自分にとってのガイドラインは単なる社会のムードでしかなかったのかな、と思い知らされてしまった。
脚本を書いた又吉直樹が言っていたとおり、この家族の今の姿、これからの姿が見たいと思う。

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余韻を感じつつ、11時ごろ就寝。


2020年9月25日 (金)

久々に「マロ」へ

6時起床。既に妻は仕事に出かけた後。
朝食は妻が作っておいてくれた目玉焼きとサラダ、ソーセージ2本のワンプレートに食パンを一枚。

今日はほぼ一日、来週からの新入生迎え入れ行事の準備。教室のセッテイングと配布資料の袋詰めを行なった。
多部署への動員もかけて数十名規模で作業を行なったが、袋詰めが思いの外時間がかかり、完了したのは4時ぐらいか。コロナ禍以降は座り仕事が多かったせいもあり、なかなか疲れる仕事だった。
終わって事務所に戻り、学生からの申請書類不備のチェック。対象者を具体的に選考する会議の開催が迫っているので、反応のない学生には直接電話連絡を試みるが連絡のつかない学生が数名残ってしまう。気がかりだ。家に持ち帰って夜にまたトライすることに。

6時半頃職場を後に。夕食は近所の古い洋食屋さん「マロ」で。コロナ禍以降初めて来たが、マスターの元気そうな顔を見てホッとする。お世辞にも綺麗とは言い難いお店だが(苦笑)、この飾らなさ、昭和の匂いを残した店構えになぜか心惹かれている。盛り付けの綺麗さとも無縁だが、味の方も確か。
お昼を軽く済ませていて空腹を覚えており、疲れていたせいもあって、今日は「スタミナハンバーグ定食」を注文。ニンニクが入っているがどうせ明日は休みだし…。このニンニクとデミグラスソースの組み合わせが抜群なのだ。
コロナ禍で近所も昔からのお店がいくつも閉まってしまったが、「マロ」には長く続けてほしいものだと思う。

帰宅して次男が風呂に入っている間に、録画していた「エール」を見る。その後、ベッドでゴロゴロしながらradikoで竹中直人「月夜の蟹」を聞く。10時半には瞼が重くなり始める。妻が帰ってきた気配を感じたが、起き上がれずそのままおやすみなさい。

2020年9月24日 (木)

「女ともだち」と「ミーワムーラ配信ライブ」

今日は連休中に出勤した分の振替休暇。

朝食後、すぐに先日購入した早川義夫さんの新著「女ともだち」を読み始める。
2年前に奥様がご病気になり、初めて傍に居てあげたいと思ったという理由で音楽活動を休止した早川義夫さん。奥様は昨年3月に亡くなり、どうしているのだろうかと思っていたところ、この本が今月20日に出版された。「女ともだち」というタイトルだけで涙が出そうだったけど、心を強くし、昼に食事に出た以外は家に籠って一気に読み切る。

早川さんの歌にも文章にも思うこと。本当に「正直」な人だ。最初、エッセイを読んだときは、何人もの女性と浮気をしていることが赤裸々に書かれていて一寸びっくりした。しかも、それを奥様は全部知っていて平然と受け止めているのだ。でも、不思議とそれが汚らわしく感じない。嘘が一ミリもないからだと思う。
夫婦の形は100組の夫婦がいれば100通り。早川さんにとって奥様の存在は「妻」より「恋人」より大きな存在で、それを「女ともだち」と言っているのだと思う。
しかし、最後の最後に「しい子を抱きしめてあげたかった。ふざけてではなく、ぎゅっと抱きしめてあげれば良かった」と言っているのには胸が痛くなった。きっと、奥様は判っていたのだろう。最後の最後はこうして早川さんが自分の所に帰ってくることを…。
無様でも良い。世間体なんかどうだって良い。せめて愛する人の前では「正直」でありたい。いつか来るその日を、こんな風に迎えたいと思った。

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夕方、買い物に出て、まいばすけっとで秋刀魚の塩焼きとちらし寿司、蓮根の煮物を購入。今日も妻は遅く、次男は義母のお宅でご厄介になる。

早めに夕食を済ませ、風呂に入って20:00からのミーワムーラ配信ライブに備える。
ツーマンライブで、ミーワムーラが登場したのは21:00すぎ。相変わらず素晴らしかった。
重さんのギターは冴えまくり、ミワさんの声に心臓掴まれっ放しの1時間。新譜発売記念ライブなのにそこからは一曲しかやらないという余裕。アルバムにも入ってなくて、初めて聞く「ネオンサイン」は新曲なんだろうか?凄くブルージーで映画のような曲だった。
とても1時間では物足りない。早くリアルなライブで会いたいと強く感じた。

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余韻を引き摺りながら10時半ごろ就寝。

2020年9月23日 (水)

崎陽軒と古関裕而

連休明け。涼しい。昨日はほとんど一日立ちっぱなしだったので、一晩寝てもハムストリングに疲労を感じる。歳だなと思いつつ職場へ。

仕事は金曜以降に忙しくなる事が予想できるが、今日は谷間といったところ。何となく身が入らずダラダラと時間を過ごしてしまう。
午後になって申請書関連書類の不備・補填資料が送られてきたものをチェックし、条件と照らし合わせてリストを更新したりして、5時半には家路に。

今日は妻の帰りが遅くなり、次男も義母の家で食事する事が予め決められていたので、夕食は自分の事だけ考えれば良い。
ふと、久しぶりに崎陽軒のシウマイ弁当が食べたくなり、上野駅構内の売り場に向かうことにした。時間的に他の売り場ではほとんど駅弁が残っていないところも多く、まだあるか不安だったが、ここはまだ数個の弁当が残っていた。これだけでは足りないかと思い、コンビニで真空パックされたホッケの開きと切り干し大根を買い足すが、これは余計だった。歳のせいか、このところ食が細くなったと思う。
帰りは上野から不忍池を通って家まで歩くことに。小雨が降ってきたが、秋の気配を感じながらの夜の散歩は気持ちが良い。池を見下ろすマンション群の灯りが綺麗で、ここの夜景は独特だ。

崎陽軒の弁当は変わらぬ美味しさでほっとする。冷めて少し硬くなった焼売でさえ美味しく感じるのだから、味覚とは不思議なものだ。

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風呂に入った後、録画していた「エール」を見る。ドラマは段々と戦争の色が濃くなっていく。福島三羽烏による軍歌の作曲が上手くいかない展開が続くが、この時点では裕一には、この仕事に対する抵抗がほとんどなく、詩を書く大将に違和感が生まれ始めているのが切なかった。

それに呼応するかのように、11時半からの歴史ヒストリアでは、古関裕而の生涯が取り上げられる。
古関裕而の生涯を紹介するときは、明るい行進曲の作曲家として世に登場し、やがて軍の依頼のまま国威高揚の曲を次々に発表。戦後はその曲に乗って戦場に散っていった若者のことを思い、罪悪感に囚われて「長崎の鐘」をはじめとする平和を願う曲を書くようになったという流れになる事が多い。この番組でもそうであった。
それは間違い無いのだろうが、僕としては、もう少し別の視点からこの作曲家の生涯を見たものを期待したいところ。「エール」以降、そんな検証がされることもあるのだろうか…。

テレビを消して、11時半ごろ就寝。

2020年9月22日 (火)

国道3号線と4号線

連休3日目。

朝食は近所のミスタードーナツで買ったドーナツを3つ。

食べた後、直ぐに「国道3号線」の続きを読み始める。
妻は買い物に出掛けてしまい、あまり腹も空か無かったので、お昼も抜いて夢中で読み進め、午後には読了。

昨夜の日記にも書いたが、読み始めて、僕は中央から搾取された立場として九州は東北に似ていると感じた。が、読み進めるうちに“違う”と…。それは「炭鉱と村」の章で対比された二人の詩人、九州の谷川雁と東北の黒田喜夫で顕著だ。東京で挫折し、故郷の農村的な美しさに触発されて地元で蜂起した谷川に対し、黒田は故郷を出て京浜工業地帯で暗い目をして働く同胞の中に革命を見出す。
思うに、同じ中央からの搾取でも、九州はかつて外国からの窓口となって、この国の何処よりも先端を走った歴史があるのに対し、東北はいつの時代も暗く貧しかった。蜂起しようにも土地を出るしかなかったのだ。
しかし、東北のムラ社会は故郷を離れたものには意外と冷たい(「エール」の古関裕而が、僕の故郷の町の生まれでも、最近まで意外なぐらい扱いが小さかったように…)。日本全国流浪して九州に辿り着いた他所者をも抱き込んだり、木造船で水俣の海を漕ぎながらチッソ工場に張り付いた緒方正人の豪快さは、ちょっと東北人にはないと思う。
奇しくも、東北の基幹となっている国道は「4号線」だ。国が道を割り振った時、この近接した順番にした意味は何だろう?
僕にとっては、九州を知りながら東北を探す読書体験となった。

午後は少し近所を散歩。空気が乾いていて昨日よりなお歩き易い。
近所に鳳仙花が赤・黄・白の三色咲いている場所がある。暫しの異次元空間に身を置き家に。

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5時からは長男と根津の居酒屋「すみれ」へ。実は今日は17:30から「オハラ・ブレイク2020」の配信ライブがあったのだが、うっかり忘れて予約を入れてしまったのだ。
長男に焼酎のボトルを入れてやり、酒の西京漬や皮蛋豆腐、焼き鰰など次々に頼んで最後はカレーライスで〆。約2時間、たっぷりと食してしまった。

夜は「オハラ・ブレイク2020」を追っかけ再生。
これが予想以上に良かった。出演者の演奏は勿論だが、全体の流れがこのフェスの良さであるいい意味ので“緩さ”をうまく引き出していたと思う。これまで沢山の配信を見たけれど、これほど空気感が感じられるものは無かったように思う。福島生まれの自分としては、無性に里心が募る映像でもあった。
全部で3時間半近くあり、明日は仕事があるので残念ながら最後までは見られず、後半は明日に持ち越し。

が、興奮したのかなかなか寝付けず、天辺回った時間に眠りについた。

休日出勤とオハラブレイクの続き

世間的には4連休最終日なのだろうが、自分は休日出勤。
皆まだ目を醒まさないので、一人お茶漬けを食べて少し早めに出掛ける。

仕事は学生の健康診断の補助。基本は業者がやるので、こちらはコロナ感染防止のためにソーシャルディスタンスを保つよう促したり、密にならないよう誘導したり。
久々にキャンパスに戻ってきた学生の嬉しそうな顔を見ていると、こちらの気持ちも和むが、そこは離れて喜びを分かち合うようやんわりと。コロナウイルスというものは、人の当たり前のコミュニケーションさえ奪ってしまったのだなあと改めて思う。

特に問題なく仕事を終えて6時には帰宅。
夕食を食べて、昨日の「オハラブレイク2020」の続きを見た。「北のまほろぼバンド」、山口洋、細海魚、クハラカズユキの演奏はやはり素晴らしい。自分たちの曲ばかりではなく、神野美伽やTOSHI-LOW、バックホーンのボーカルなどを迎えてハウスバンドに徹した姿は、やはり彼らの実力が今の日本のロック界においてトップクラスであることを十分に知らしめるものだった。最後に演奏された「満月の夕」でCHABOがリモートでギターを弾いたのも驚き。
CHABOは映像は無しで音のみで参加。こういうのも何となくCHABOらしいと思ったが、先日の新谷祥子との配信ライブで、“今は各地にツアーで演奏に出るような気力もない”と言っていたのが思い出され(そのあと直ぐに“これは一寸言い過ぎかな…”と訂正してはいたが)、少し心配になりもした。
来年こそは観客を入れたいつも通りの開催が出来て、自分も猪苗代湖に行きたいと強く思った。

その後は、ベッドに横になりながら、録画していたNHK朝ドラ「エール」を見たが、昼休みを除いて、ほとんど一日立ち仕事だった疲れがどっと出て、10時半には瞼が重くなってしまった。

2020年9月20日 (日)

「国道3号線」を読み始める

連休2日目。今日も10時にジムに入り、1時間トレーニング。

昼は長男がやってきて、一緒に昼食を摂ることに。だいぶ涼しくなり、雨も大丈夫そうだったので、東大赤門・本郷近辺まで歩く事にした。
この辺りに来るのは久々だったが、緑が多く変わらぬ街並みが落ち着く。東大の門の前には、学園祭の法被を着た学生が立っており、中からはアームバンドをつけた学生が何人か出てきた。オンラインで学園祭をやっているのだろうか?
湯島近くで長男おすすめのラーメン屋さんを見つけ、醤油ラーメンを食す。店を出るとパラパラと雨が降ってきたので、湯島から地下鉄に乗って家に。

午後は読書。先日古書ほうろうで購入した「国道3号線」を読み始める。西南戦争や水俣病訴訟など、中央による政治から搾取された土地と、それに抵抗した人々の足跡を辿り、彼の地が何故「こう」なのかを探っていく本。面白い。
読み進めるうちに、中央の踏み台にされたという意味で、九州は東北にも似ていると思い始めた。ただ、九州は薩摩のように倒幕の中心となった時代もあり、その残滓が反骨精神として受け継がれていると感じるが、東北は最初から徹底的に叩きのめされており、民衆が蜂起する機会すら奪われていたような気がする。
奇しくも、福島を縦断するのは「行動4号線」だ。偶然にも3,4と連なるのは何を物語っているのか?

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夜は休日出勤の妻から少し遅くなりそうだとの連絡が入る。次男も自分もあまりお腹が減っていなかったので、おかず一品とあり合わせのもので済ませることに。冷蔵庫を確認したら豆腐が一丁残っていたので、急遽麻婆豆腐を作り、残っていたきゅうりの漬物と梨を一つ切って夕食とする。

「麒麟が来る」を見ていたら妻が帰ってきた。
寝る前に本の続きを読もうとするも、睡魔が襲い11時ごろ就寝。

2020年9月19日 (土)

二本の配信ライブを見る

今日は休み。

10時にジムに入り、休日恒例のサーキット・トレーニングをたっぷり一時間。
2Fにあるジムの真下の空き店舗には、結局メンズアパレルが入ったようだ。今日品物の搬入を行なっていたが、ふと見るとTシャツ一枚に50,000円の値札!いまどきこんな価格の服を買う人がいるのだろうか?

今日は、先週忙しくて見ることの出来なかった配信ライブを2本見た。
まずは、仲井戸“CHABO”麗市×新谷祥子。毎年春南青山MANDALAで行われていたライブで、今年は元々秋にやる予定だったそうだが、この状況下開催が危ぶまれていたところを無観客で配信に決定したもの。CHABOとっては3度目、新谷さんにとっては初めての配信ライブ。
素晴らしいライブだった!三部構成で、一部・二部でそれぞれのソロをやった後に共演という流れ。ソロでは、この閉塞状況における二人それぞれの迷いも感じられる内省的なものだったが、共演ではその迷いを吹き飛ばし、未来への希望をつなぐような展開になっていたと思う。
特に最後に演奏された「未来」には感動した。新谷祥子の曲で元々コロナ禍の中で書かれた曲ではないのだが、今年の夏の終わりに聞くのにこれ以上ふさわしい歌はないのではないかと思わせるものだった。
全体を通して起承転結があり、トータルの完成度が高かったと思う。ネイティブ・アメリカンの教えに、今の時代のことより七世代先の子供達の幸せのために行動せよというものがあるが、それを思い出させるものだった。

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もう一つはエゴ・ラッピンの中納良恵のライブ。山形ビエンナーレの一環として開催された約50分のライブで、13日(日)に開催され、アーカイブに挙がっているものだ。
エゴ・ラッピンのライブは、ゴージャスな編成での重厚なバンドサウンドが魅力だが、この日は打って変わって中納良恵の声と弾き語る一台のキーボードのみ。しかし、これが素晴らしく、中納良恵の声色は曲によって様々に変化。彼女の声はナチュラルな状態でもいく通りも表情があるのだが、曲によってはステージ上のループのような機械を自ら操作して声色を複数重ねていく。エモーショナルにして実験的。何よりも幻想的。瞑想をしているような静けさがありながら、ピリリとした心地よい緊張感が刺激的だ。
僕は彼女のソロを初めて見たのだが、ボーカルの素晴らしさにも、ピアノの説得力にもすっかりノックアウトされてしまった。改めて凄いミュージシャンだと思う。

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寝しなに見たこのライブで興奮冷めやらず、11時半ごろ就寝。

2020年9月18日 (金)

昭和の定食屋

暑さが戻ってきた朝。湿度が高くて不快感MAX。

授業料減免の申請は今日が締め切りで、連休明けには申請者数を会議体で報告する流れ。ということは、今日中書類を精査し、一覧表にしておかなければあらない。昨日からの積み残しも含め、隣の課の応援の手も借りてなんとか7時前には仕事を終える事ができた。

今日は妻の帰りも遅くなる事があらかじめわかっていたので、久々に「和幸」に寄る。
根津の路地に昔からある定食屋さんで、メニューも量も豊富。地元に馴染み昭和の風情を残した店構えはとても落ち着く。なんのかんので足を運ぶのは半年ぶりぐらいか。コロナ禍でどうなっているかと思ったが、相変わらずの佇まいでほっとした。
オーダーしたのは、鯖の塩焼き定食。大きめの鯖の開きにコロッケと煮物、お漬物が付いて850円。野球中継の実況をを背中で聞きながら黙々と食す。美味い!量もたっぷりで、ご飯を半分にしてもよかったなと思うぐらいの満腹感だった。
チェーンの定食屋さんのように綺麗なお店とは言い難いけれど、こういうお店にいつまでも頑張ってほしいと思う。

家に帰ってきて風呂に入ると、一週間の疲れがどっと出て10時には寝てしまった。

2020年9月16日 (水)

甘いものが食べたくなった一日

今日も仕事は授業料減免関連でてんやわんやだった。
様々な家庭状況で申請してくる方々が果たして条件に合っているのか、明確な定義があれば良いのだが、これがなかなか複雑。
特に個人事業主の場合は、収入と経費が月毎にはっきり算定されていないケースが多く、こちらにも税法の知識がないゆえ、根拠資料に何を揃えてもらえばいいのか説明に行き詰まり、歯がゆい思いをする場面も多々。支給された金額の何を所得に含めるかによって申請できなくなる方もいるかと思うと、付け焼き刃で事務を行なっている事が恐ろしくさえある。
明後日が締め切りだが、思ったほど申請数がないのも不気味だ。これは最終日にどっと応募があるという暗示なのだろうか?

今日はなんだか甘いものが無性に食べたくなってしまい、仕事中にもお菓子をぽりぽり。帰宅途中にもクッキーを買って帰ってしまう有様。頭を使うと糖分が欲しくなるというが、無い頭でも如実にそれが現れたことに我ながら呆れてしまう。

うちに着くと、今日仕事休みの妻がシチューを作って待っていてくれ、ようやくほっと一息つく事ができた。まだまだ暑い日もあるが、熱々の食事を汗をかかずに食べられる季節になったのかとしみじみ感じる。

このところ忙しくてネットにもあまり目を通していない。
本を読む気にもなれずに10時半ごろ就寝。

2020年9月14日 (月)

菅新総裁

涼しい朝。上着を羽織って来ればよかったかなと思いつつ、御茶ノ水駅のホームに並ぶ。

今日も仕事は授業料減免関係が主。週末のメールは、予想に反して問い合わせはなかったが、やはり主たる生計維持者の所得の見積や公的支援の証明書など、申請の際の書類が複雑でこちらも頭を抱えることになる。明日、第一回の会議があるので、その為の資料に何が必要か考えていかなくてはならない。

自民党の次の総裁はやはり菅さんに。奥歯に物が挟まったような言い方でのらりくらりと話をする人だが、総裁候補になるに伴ってモードが切り替わってきた印象。9時のNHKニュースを見ていたら、コロナの主たる感染元はキャバクラやホストクラブとはっきり言い切っていて驚いてしまった。一議員ならいざ知らず、総理の発言としての業界への影響力を考えると、これはかなり不用意な発言ではないかと思う。
恐らく、菅さんは元々自分が総理の器だとは思ってなかったのではないだろうか?それが周りに神輿を担がれて急にやる気になり、今は言葉が上滑りになっている印象。
しかし、内外に問題山積で待った無しの今、こんな事で大丈夫なんだろうか?正直とても不安だ。

福島県出身で密かに応援していた女優さんの悲しい死もあり、今日はなんだか気持ちが落ち着かない一日となった。

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