スケッチ-2009・夏
みちのくの夏は何か生き急いでいるようなタッチがある。
みちのくの夏は短い。照りつける日差しは肌を刺すように暑くとも、お盆を過ぎれば、青い空の高さやそよぐ風の乾いた感触に確実に秋の足音を感じるようになってゆくのだ。
東北に生まれ育ったオレは、昔からこの時期が大の苦手。夏休みが終わってしまうのと同時に、大切な思い出の数々も自分の手の中から砂のように零れ落ちていってしまうような寂しさを感じてしまう。
今年の夏は、なんだかいつもの夏以上に寂しさを感じてしまうんだ。
新型インフルエンザやら、選挙やら、芸能人のタイホやら、世間は相変わらず騒がしいけど、そんなことどうだっていいんだよ、オレは。
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