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2010年5月17日 (月)

あの人に会いに

清志郎のご家族から思いがけない報せが届いたのは、4月最後のよく晴れた日だった。
そこには、お墓ができた旨が記載された手紙と、香典返しの品が…。
一周忌に間に合うよう、お墓を建立されたご家族のこの一年の心労は、如何ほどだったことか。ロックンロール・ショーという世間の喧騒を余所に、ご家族は大切な人を送り出した後の諸々を粛々と行っていたのだ。できることなら、ここまで漕ぎ着けた景子さんに、心からお疲れ様と言ってあげたいと僕は思った。

忌野清志郎は高尾に終の居を構えることになった。
お墓ができたということに、嬉しいという言葉を使っていいのかよくわからないが、とりあえずここに来ればいつでも清志郎に会える、そういう場所ができたことは素直に嬉しい。なんだかほっとした気持ちだ。

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今日、さっそく清志郎に会いに行ってきた。自分の気持ちの中では、どうしても今月中にお墓参りをしておきたかったのだ。

緑の山々。小鳥の鳴き声。小川のせせらぎ。爽やかなそよ風…。清志郎は、素晴しく気持ちのいい所で眠っていた。都心から離れた緑の中にお墓があるってのは、なんだかイイなあ。浮世の戯れ事はとりあえず麓に置いて、高尾の清々しい空気を吸うだけでも身も心も浄化されていくような気持ちになる。
考えてみたら、もともと三多摩育ちなんだもんな、清志郎は。日本中をツアーで回って、時にはメンフィスまでぶっ飛んじゃったりもしてたけど、結局はここに戻ってきたってわけか…。なんだか“お帰り!”って言いたくなってしまうよ(笑)。

平日の午前中。誰もいない墓地。初夏を思わせる陽射しの中で、快くまで清志郎と話をしてきた。
清志郎、なんだかむこうですごく楽しそうだったよ…。

清志郎さん、こっちはいろいろと大変ですが、まあ焦らずぼちぼちやっていきますわ、オレ。
また夏前に来ます!

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忌野清志郎」カテゴリの記事

コメント

想像していたより、にぎやかで楽しそうな、お墓ですね。
5月中に行きたいと思いつつ、ぐずぐずしています。
新緑の美しい今のうちに、やはり訊ねてみようと思いました。
パスケース(?)のイラストのタイトルって「in The Sky」ですね。ああ、そっか、なんて思いました。

投稿: miyama | 2010年5月18日 (火) 00時32分

◆miyamaさん
>想像していたより、にぎやかで楽しそうな、お墓ですね。

お墓なんて見ちゃうと、清志郎がいないことをより強く感じて切なくなっちゃうかな、なんて思ったりもしたんですが、そんなことはありませんでした。それはいかにも“らしい”お墓だったから、なんか清志郎の家に遊びに行った様な気分になっちゃいましたよ(笑)。
平日の午前で僕以外は誰もいなかったこともありますが、本当にじっくりと清志郎に向き合えました。

粛々と故人を悼めたかな…。喪服に身を包んでお香典を懐にきちんと弔意を示し、一周忌に報を受けてお墓参りを…。僕にとっては、この流れがとても大事だったんです。これで本当の意味で気持ちの整理が付いたな…。そんな気がしています。
パスケースは素敵ですが、とても使えません。大切にしまっておこうと思っています。

投稿: Y.HAGA | 2010年5月18日 (火) 11時40分

キヨシローのご家族の皆さん、素晴らしいですね。
お墓の場所って一番プライベートな部分。普通公開しないでしょう。
でもファンのために・・一般に公開したんでしょうね。


キヨシローの亡くなった後に販売された作品やイベント。
企画の善し悪しはともかく基本的に「愛情」に裏打ちされている、
ファンに喜んでもらいたい、そこのスピリッツは一貫してると
思います。(まぁ中には本当に便乗商売あるけど)

それにしても、お墓のデザイン・・素晴らしいなぁ。
こんな言い方は不適切ですが「楽しい!いかしてる!」。
思わず岡本太郎さんのお墓を思い出しました。
岡本さんのお墓も楽しいオブジェで見てて微笑んでしまう。
そんなステキなお墓です(写真で見ただけですが^^;)

それにしてもキヨシロー、「Baby#1」のときも思ったけど
肉体が消滅してからもファンサービスを忘れないんだな。
律儀というか・・・叶わないなあ(涙)

投稿: ながわ | 2010年5月18日 (火) 21時57分

家族にとっては、だんな様であったり、パパであったりするものと思いますが、ここまで思い切って、「キヨシロのお墓」としてファンに差し出してくれるっていう、その心意気に泣けてきます。
家族の方たちのこれからのいやさかを、切に切に祈ります。

投稿: はなび | 2010年5月18日 (火) 22時31分

◆ながわさん
僕も、清志郎のお墓は公開されないものだと思ってましたので、この報せを聞いた時は、驚きとうれしさが入り混じった気持ちになりました。

お墓のデザイン、ほんとに素晴らしいと思います。あれはもう、お墓というより清志郎の終の住まいなんだと思いました。
あの日以降、いろんなアーティストが清志郎の曲をカバーしてますけど、あれって終わった後に本人の不在を嫌でも感じて悲しくなったりしますよね。でも、ここにくれば会えるんだなって思うと、なんかとても安心感を覚えます。

投稿: Y.HAGA | 2010年5月19日 (水) 09時38分

◆はなびさん
おっしゃりたいこと、すごく良くわかります。あれは「栗原清志」のお墓ではなくて「忌野清志郎」のお墓なんですよね。
家族で弔うことより、“みんなの清志郎”となる方を選択されたご家族のお気持ちを思うと、本当に感謝の気持ちでいっぱいになります。
栗原家の皆さんには、これから清志郎の分まで幸せに生きていって欲しいと思いました。

投稿: Y.HAGA | 2010年5月19日 (水) 09時47分

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