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2011年2月

2011年2月15日 (火)

満たされない…。

走ってるから、というわけでもないんだろうけど、今年に入ってから、なんだか自分の生活サイクルがずいぶんと変わってきたような気がする。
一番大きいのはネットに対する接し方。はっきり言って、ネットに接続している時間は激減している。なんだか誰かさんのブログをたらたらチェックしたり、自分のブログをちまちまと更新したりするのが面倒臭くてしょうがないのだ。この頃は、PCを起動してメールチェックすることすら億劫になってしまった。そんなことしてる暇があるなら、外を走ったり、妻とバカやったり、子供と遊んだり、仕事をしたり、酒呑んだりしてる方がよっぽど楽しい。

なんなんだろう、これは。音楽はたくさん聴いてるし、映画だってけっこう観てる。心に残った本もある。だけど、そんなもんブログに書いたってなんなの?って感じなのだ、今は。

実は、ライブに関してもそんな感じになってしまっている。まあ、今年もけっこうライブ、行ってるんだけど、すっぽかしも多い。それもチケット持ってても気が乗らなくて行かなかったりしているんだから始末が悪い。自分でももったいないと思うんだけど、自分の今の気持ちに素直に動くと何故かそうなってしまうのだ。
ライブに関して言うと、2時間なり3時間なりが受け身の時間になってしまう。なんかそれが今は耐えられない。もちろん、こっちもミュージシャンに触発されてレスポンスを返すってのはできる。でも、全部開放してぎゃあぎゃあ騒いだら場を壊すだろう。できることは、知り合いに会って、ライブ前にくっちゃべって、お目当ての演奏を聴いて、まあそれなりに感動して家路に…。
馬鹿野郎!ローテーションじゃねえか、そんなの。飽きちゃったんだよ、オレは。

なんか、今、すごい飢餓感がある。
オレは45歳の男。クソなことはいっぱいあるけど、仕事はまあまあ。とりあえず妻がいて子供もいる。自分がどの程度愛されてるのかはわからないが、とりあえず自分が愛情を傾けられる対象がすぐ傍にいる。
うーん、オレは今幸せなのかもしれない。満たされているから、ラブソングを聴いてその仮想空間に遊ぶのがかったるいのかも…。
でも、僕がもし音楽を生み出せる才能があったら、やっぱり今聞いてるようなラブソングを書いてしまうだろうなあ。それが出来ずにただ聴いてる自分がもどかしいのか…。

音楽の嗜好はまた原点に戻りつつある。
ストーンズ、ビートルズ。コシの強い70年代ロック。そんなのを爆音で聴く毎日。

満たされないのだ、とにかく。
踏み外したい。破りたい。壊したい。
僕が今できる唯一の能動的な行為が走ること。
週末に20キロゆっくりと走った。やっと気持ちが落ち着いたような気がする。
オレはいったい何処に向かっているのだろう…。

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2011年2月 1日 (火)

NEW MORNING(新しい夜明け)

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先週の土曜日から日曜日にかけては、ほんと濃い時間を過ごしたなあ…。BYGでのリクオのライブが終わって急いで帰宅すると、時計の針は11時半。そそくさと風呂を済ませると、今度は息子とともにテレビの前に正座。サッカー・アジア杯の優勝決定戦、対オーストラリア戦を見るためだ。試合が終わったのが午前3時近く。そこから寝ようと思ったんだけど、こんな素晴らしい試合を見せられたら興奮しちゃって寝られるわけないじゃないの!優勝が決まった瞬間、内田や吉田がこの試合に出られなかった選手のユニフォームを着てピッチに飛び出して来たのを見て、思わずホロリ。畜生、味なことしやがって…。おぢさんはこういうベタな展開にめっぽう弱いんだよ(苦笑)。
なので、オレは先週末はほとんど寝ていない。

それにしても、スポーツでは結果を出すって、やっぱり大事。僕らの代表がアジア杯で見せてくれたサッカーは、W杯で感じた日本サッカー進化の予感をより強く印象付けてくれた。もちろん、これが通過点でしかないことはわかってるさ。ここぞとばかりに浮かれ、持ち上げるマスコミに便乗しない冷静さも必要だ。でも、これまで僕らは耐えて耐えて耐え続けてきたのだ。試合会場が日本にとって忌まわしい場所であったカタール、決勝戦の相手が5年前に僕を徹底的に打ちのめしたオーストラリアってのも何かの縁。今は痺れるような勝利の余韻に少しだけ浸っていたっていいじゃないの。

僕が優勝以上に嬉しいのは、W杯→アジア杯と続いて、日本らしいサッカーの色が出来つつあるということだ(“できている”とはあえて言わない)。少し前まで日本の目指していたサッカーは“ボールも人も動くサッカー”だった。結局それは完成を見ることはなかったが、今の“ピッチもベンチも全員で戦うサッカー”は、結果的に組織と敏捷性を活かした日本らしいサッカーになっているのではないか。
なんと言っても、この“和”を大事にするというチームカラーは、僕らのメンタリティにぴったりだ。だって、どんなに強くたって選手も監督も協会もてんでバラバラな某フランス代表なんて応援したくもないでしょう?(苦笑)。
やっぱり感情移入しちゃうのは“ザ・スポ根”(笑)。ロックだファンクだってバタくさいこと言ってても、結局オレは日本人なんだってことを強く思った夜でもあった。

気になる点もないではない。特にザッケローニ監督の戦術に関してはね…。
たとえば、準決勝の韓国戦、ザックは後半にFW前田を下げてDF伊野波を入れ、5バックで逃げ切ろうとしたけど、オレ、これを見て“ああ、やっぱしイタリア人だなあ…”って思ったんだ。あの場面、たとえばモウリーニョだったら更にイケイケでもう一点獲ろうとしただろう。アグレッシブなサッカーをすれば、もしかしたらあの試合は90分で決着が付いていたかもしれない。結果的にPKで勝ったから誰も問題にしないが、あの交代は難しい試合を余計難しくしたようにも思える。決勝戦でも、最大の勝因は長友を前に出した攻撃的な布陣だったわけだけど、あれは今野が中盤に行くのを不安がった結果がそうなったわけで、ザックのファースト・チョイスではなかったのだ。
でもまあ、ザックにはこれが初のナショナルチームなんだし、選手の言う事もよく聴く人だっていうから、これから徐々に変わっていくのかもしれない。なんと言っても、彼の選手に対する人心掌握力、サブのメンバーにもレギュラーと同じようなモチベーションを持たせる手腕は流石だ。こういうタイプの監督は確かに歴代の代表監督にはいなかったし、このマネージメント手法は日本人好みだとも思う。つくづく原さんは、いい人を連れてきてくれたなあ…。

これで日本はコンフェデ杯に出られるし、今年はコパ・アメリカにも出られる。負けてもともと。失うものは何もない。アジアを越えてFIFAランク上位の国と対戦する時、初めて日本サッカーを世界基準で語れる時が来るのだ。アジアチャンピオンとして威風堂々のガチンコ勝負をして欲しい。今から本当に楽しみだ。

P.S. 今朝、長友がインテルに電撃移籍したとの情報が!この手の話はガセが多いから最初は半信半疑だったんだけど、インテルの公式サイトがそう言ってるんだからもう間違いない。インテルの左サイドバックってことはキブとスタメン争いか…。大変な勝負だが是非頑張ってレギュラーを獲得して欲しい。
それにしても、3年前には多摩のスタジアムで僕ら親子が声援を送ってた選手が、いまやカルチョの国のNo.1クラブの一員か…。スゴイなあ、長友!

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