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2012年9月20日 (木)

レッド・ツェッペリン再結成ライブ、公式リリース

ええ~~~!うっそ~~~ん!!(苦笑)
嬉しいけど、なんだか複雑な気分なのだ、ワタシは。

重要なのは、これがジミー・ペイジ名義でもペイジ&プラント名義でもなく、あくまでも“レッド・ツェッペリン”の名を冠してリリースされること。つまり、これはレッド・ツェッペリンのマスターピースのひとつとして、今後ずっと残ることになるのだ。それは、聴き手側も当然それ相応のクオリティを期待してしまうってことでもある。

それから、この音源&映像は、オリジナルメンバーではない人間が加わった初めてのツェッペリン作品ということからも重要。まあ、ジェイソン・ボーナムはジョン・ボーナムの実の息子だから、人道的には許容範囲かもしれないけど(笑)、ロックはメロドラマじゃないんだから(苦笑)、音にはシビアに向かわざるをえない。ジェイソンがオヤジにどこまで肉薄しているのか、果たしてボンゾ抜きでツェッペリンを名乗っても遜色ないぐらいのプレイを聞かせているのか。僕的にはそこがこのライブの最大のポイントだと思っている。

実は、このリユニオン・ライブは評論家筋からはけっこういい評価を得ているのだ。でも、実際に見た人は非常に少ないからねえ…。僕もこの日のライブをブートレッグで聴いているのだが、当然そんなものではこの日の詳細はわからず、ずっと判断を保留してあった。それが遂に判断を下さなければならなくなってしまいました。うーむ、嬉しいような、怖いような…(苦笑)。

ただ、僕はジミー・ペイジのツェッペリンに対する審美眼を信じてもいる。ライブエイドをはじめ、これまでにも何度かあったリユニオンの音源が結局公式で出てこなかったのも、それが彼の思うレベルまで達していなかったからだと僕は解釈しているのだ。
それが、今回は音も映像もパッケージされて劇場公開まであるっていうんだから、イコールそれ相応になっていると僕は信じたい。

なんだかんだ言っても期待してますよ、やっぱ。

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コメント

これ、本当なんですね。
正直、嬉しいです。
また、聴けるなんて。
中学から、看護専門学校の頃に大好きで、映画の『永遠の詩』は何度も観に行きました。
ユーチューブ見る限りは、私にとっては、大満足ですよー!
楽しみです。

◆セローさん
うん、僕はジミーがばりばりギター弾いてるのを見て嬉しくなっちゃいました。80年代後半よりもずっと元気そうに見えます。あの頃はドラッグ漬けで体調最悪だったそうですが、もし、ツェッペリンがあの時解散してなかったら、もしかしてジミー・ペイジは今頃廃人になっていたかもしれません。
結果的にジョン・ボーナムはジミー・ペイジの命を救ったことになるのかな…。そう考えると、運命って不思議ですね。

そうなのですね。
あの頃の、ジミー・ペイジはめちゃ、痩せてました。
ドラッグ漬けだったのですね。
薬は怖いです。
今は、精神薬でボロボロになる時代だけど。
元気で演奏する姿が観れて、単純に嬉しいです。

◆セローさん
ジミーはツェッペリンが解散してから生活をかなり改めたっていう話です。肉付きも良くなって健康的になりましたよね。
話変わって、僕はちょっとキース・リチャーズが心配…。ちょっと衰えが酷そうです。ストーンズが50周年を迎えても大きな動きがないのはそのせいだという噂も…。

キースが・・・、煙草ずっと吸ってましたものね。
呼吸器系は結構、辛くなる方多いです。
でも、50周年ってミラクルです! 
それだけ、バンドが続けられるなんて。

◆セローさん
キースは数年前にココナッツの木から落ちて頭の手術をしてるんですよ。その後遺症で記憶障害が起きてるのではないかという噂があります。ロニー・ウッドもアルコール中毒のためか、以前よりだいぶ手数が少なくなってきているし…。
もしかしたら、ストーンズはもう大規模なツアーをやるのは難しいかもしれませんね。

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