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2012年11月

2012年11月25日 (日)

出場回避

この3連休はマラソンのゴールデンウィーク。
今日は大阪マラソンをはじめ、つくばマラソン、富士山マラソン、神戸マラソンなど全国でフルマラソンの大会が行われているはず。

僕も今日は富士山マラソンに出るはずだったんだけど…。んー、棄権しました。
先週罹ったウィルス性胃腸炎、もうとっくに治ってるんだけど、どうもだるさが抜けなくて。調整期に入っていたこともあり、走らない日が続いて気持ちもがちょっと萎えてしまった部分も大きいな…。このまま走っても、きっと辛いだけの42.195キロになってしまうだろう。もしかしたら、これがきっかけで走ることが嫌いになってしまうかもしれない。それは嫌。
そう思って、思い切ってここは休むことにしました。

そしたら、悪いことばかりは続かないもので、東京マラソンの二次選考で見事当選!来年2月にまた東京の街中を走れることになりました。気持ちを切り替え、今後はこれに向けてトレーニングしていこうと思います。

とりあえず、今日はLSD3時間。観光客で賑わう上野の博物館周辺をゆっくりとランしました。んだん体調は戻りつつあります。都心の公園なれど、上野の森は紅葉真っ盛り。その中を駆け抜ける喜びはランナーならではのものだなあ…。こういう小さな幸せを大事にしたいもんだ。

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2012年11月22日 (木)

【映画】「クロスファイアー・ハリケーン」 / ローリング・ストーンズ


ローリング・ストーンズの活動50周年を記念して製作された映画、東京では新宿ピカデリーでやってるんでさっそく観てきた。

この映画、70年代初めごろのストーンズが一番カッコいい時期の映像がぎっしりだ。ロックバンドのドキュメンタリーってのは、バンドの歴史を最初から最後まで万遍なく追っかけるのが定番だけど、これは全体の比重を思い切り全盛期寄りで構成している。僕はまずこれが嬉しかった。
だって、いくらストーンズと言えど、今のキースのどアップを延々続けられたら、それはちょっとキツイっしょ(苦笑)。そもそも、盆尺なバンドのドキュメンタリーは、なんとか現役感を出そうとするためか、過去のフィルムの間に現在のバンドのメンバーのコメントを映像付きで挿入したりなんかしがちなのだが、これが僕は大嫌い。だって、どう考えたって全盛期と比べれば容姿の衰えは否めない。現役かどうかは、やっぱり実際のライブの音で判断すべきなんじゃないだろうか?
その点、ストーンズは潔いと思ったね(笑)。まあ、冒頭にはロンドンでプレミア上映をした時の映像が挿入されていて、そこにはメンバーの最新映像が映ってはいるんだけど、これは完全に本編とは分断されている。本編ではメンバーによる解説だってナレーションのみ。いや本当に潔いっすよ、これ。勇気ある撤退に拍手(笑)。

冗談はさておき、僕はストーンズの映像に関しては、公式から地下までかなりのものを見ている自負があるんだけど、そんな僕でもここで使われたものの中には、初めて見るものが多くてびっくりした。
特に、60年代のライブ映像でブライアン・ジョーンズのパフォーマンスがここまで長めにちゃんと映ってるものは初めて観た。いやあ~やっぱりブライアンは只者じゃない。改めてそのカッコよさにシビれてしまった。ただハーモニカを吹いてるだけなのに、そのアクションや投げかけられる視線にヤラれてしまう。
最初期の頃は、ミックはお坊ちゃん臭いし、キースは猿みたいだから(苦笑)、ブライアンのふてぶてしさが一層際立っている。このバンドは、明らかにスタート時はブライアン・ジョーンズがボスだったのだ。
それだけに、その後の衰え方は悲しい。ロックンロール・サーカス以降の廃人になってしまったかのような佇まいは、25×5なんかでも垣間見ることができたけど、この映画に出てくる映像は、それとは比較にならないほど生々しい。もう、このころのブライアンはただ生きてるだけ、ただそこにいるだけみたいな感じ。キースもミックもどうすることもできなかったことがわかる。
彼らのバイオ本には、ミックとキースがバンドを乗っ取るためにブライアンを辞めさせたような書き方をしてるものも多かったんだけど、これを見れば、バンドを続けるためにはそれしか選択肢がなかったことがよくわかる。そして、それに関するミックの本心も、今回初めて聞いたような気がするのだ。“後からすごく後悔した”っていう発言には…。ぐっときたなあ、うん…。

その後の彼らは、まるでブライアンの分まで生き急ぐかのように、急速にカリスマ性を増していく。
70年代初頭の神がかり的なパフォーマンスには圧倒されてしまうし、オルタモントの悲劇に至るまでのどうしようもない運命の激流も、これまでのドキュメンタリーにはないリアルさがあった。
そう、この映画とこれまでリリースされてきた映像との明らかな違いは、この圧倒的なリアルさではないだろうか?60年代初頭のライブの混乱ぶり、ブライアンの死の悲しさ、オルタモントの背筋も凍るような怖さ、そのどれもが昨日のことのように生々しく迫ってくる。
それから、ステージ上での彼らだけではなく、バックステージや滞在先のホテルで寛ぐ彼らの姿なんかも映る。ツアー暮らしの中、ミックとキースが一つの部屋で仲良く「テル・ミー」の原型らしき曲を作っていて、それを若きアンドリュー・ルーク・オールダムが温かく見守っている映像なんか、妙に生々しくてこれは本人たちもかなりぐっときたのではないだろうか?

ミック・テイラーもビル・ワイマンもたっぷり出ている。それに比べると、ロン・ウッドは可愛そうなぐらい出番が少ないし、80年代以降の歴史はほとんど出てこない。これは、彼らの中でも自分たちが一番輝いていた時期は70年代中期だったという思いがあるからだろう。
11月25,29日にロンドンで行う50周年ライブには、特別ゲストという形で二人が出ることが既に発表されている。彼らは、脱退した後も転がる石であり続けたってことなんだろうな。

うん、スゲエ映画だ。“DVD買うから映画はいいや…”なんて思ってる人もいるかもしれないが、この生々しさはストーンズ・ファンなら絶対に映画館で体験しておくべき。映画が終わった後、オレはブライアンの奏でる 「No Expectations」の美しいイントロが耳から離れなくなった。

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2012年11月12日 (月)

ソツケン実施

僕がマラソン・トレーニングメニューを組むにあたっては、実は多くのものをあるコーチが書いた本を参考にしている。この人のマラソン・トレーニングは、坂道を下って足を鍛えろとか、走る前に7つ餅を食えとか、いちいち具体的なのがいい(笑)。

で、この人がレース本番前の仕上期に提唱しているのが、「ソツケン」と言われる15kmビルドアップ走だ。これは、最初の5キロをレースで走る想定のペースで走り抜け、5km~10kmはそれより1kmあたり10秒ぐらい速くしていき、残り5kmは一気に30秒近くアゲて走り切るというもの。これがクリアできれば目標タイムでゴールできる確率がかなり高くなるという。
本当は本番の10日前に行うのが良しとされているのだが、僕の場合、本番レースは25日の日曜日。なので、10日前は平日になってしまいハードな走りはなかなかできない。そこで、15日前になるけど10日土曜日に独りでソツケンをやることにした。

フルマラソンにおける僕の目標はサブ4(4時間切り)だ。ソツケンだと、最初の5kmまではレースペースの1kmあたり5:35秒で走り、10kmまでは5:25秒に上げていき、最後の5kmは一気に5:00までビルドアップすることになる。
いつもの上野公園で、GPS付きの時計を付けて走り始めた。結果、けっこう余裕を残してソツケンをクリアすることができた。これは自信になったなあ…。もちろん、最後の5kmは相当苦しかったけど、それでもラップによっては4:40秒台まで上がってたし、まあソツケン合格と言ってもいいんじゃないだろうか?
たった独りで走ってるから、こういう結果が目に見えるとすごく嬉しく、自信になるのだ。

日曜日は3時間LSDでゆっくり足を潰した。
レースまで残りあと2週間。微妙な調整期をなんとかうまく乗り切りたい。

【今後2週間の予定】
10日(土)ソツケン15㎞(5km毎にビルドアップ)
11日(日)180分LSD
12日(月)休養
13日(火)つなぎジョグ8Km(上野公園4周)
14日(水)レースペース走11.1Km
15日(木)休養
16日(金)つなぎジョグ8Km(上野公園4周)
17日(土)レースペース走11.1Km
18日(日)120分LSD
19日(月)休養
20日(火)つなぎジョグ30分
21日(水)レースペース走11.1㎞
22日(木)休養
23日(金)最終刺激2㎞(公園まで6:30でアップJog。5:00で公園2周。6:30くらいでダウンJog)
24日(土)休養
25日(日)富士山マラソン

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2012年11月 2日 (金)

うたかたの日々

早いなあ。もう11月かよ…。

最近はなんだかブログをアップするのがかったるくてしょうがない。ネットに繋げるのも最小限。来てるメールに一週間目を通さないなんてこともザラ。家に帰れば、即PCを起ち上げていた数年前の自分からは信じられないような堕落ぶりだが(苦笑)、リアルな生活はずっと充実しているのを感じる。

この2年ぐらいで僕は身体の組成が入れ替わってしまったみたいだ。もう、ツイッターでちまちまくだらねえことをつぶやいたり、ブログでたらたらと長い文章を書き込んだり、そういうことにはなんのリアリティも感じられなくなってしまった。
今、何よりもリアルなのは、自分の身体感覚。仕事やら家庭やら、さまざまな時間に拘束される24時間の中で、僕はたった独りで身体感覚を感じられる時間を何よりも大事にしたいと思うようになってきた。

僕にとって、走っている時間はとても大切。
今、月平均200キロ走っている。朝4時半に起きてランニングシューズを履き、暗いロードを自分の身体の感覚だけを頼りに駆け抜ける瞬間、僕は完全に孤独で完全に自由になれる。ぴんと張りつめた晩秋の冷気も、噴き出してくる汗も、何もかもが気持ち良い。
走る時、僕は音楽も一切聴かないことにしている。ただ自分の身体の奥からの声を頼りに、ペースを上げたり下げたりしながら10キロないし20キロの距離を走り切ることのみに集中する。
そんな日々を過ごしながら、時々ライブに行ったり映画を見たりする夜を挟み込んでいく。 そんな感じが今の僕には合っていると思っている。
以前は、ライブを観に行くのが日々の生活の張り合いだったりもしたのだが、今の僕はそうじゃない。今は自分の身体感覚が一番大事。他人の身体表現よりもだ。正直に言うと、ライブはあくまでも僕の日常の水平線上に起きる事象としてしか存在していないのだ。

CHABOのライブに行った。
「アウトレイジ・ビヨンド」を見た。
「希望の国」を見た。
それぞれさまざまな思いを抱いたが、それはここには書かない。何も感じなかったわけではもちろんない。ただ書きたくないから書かないだけだ。

これだけは言える。僕の身体の中の受光体は、以前とはかなり受信角度が違ってきている。もう、僕は少年の頃の感性を持ち得てはいないのだ。 だけど、以前とは違ったフィルターを手に入れて、自分自身を変え続けている。ランニングはそのフィルターの一つなのだ。

今月は25日にフルマラソンを走る。究極にマゾヒスティックな行為。だけど圧倒的なリアルが僕を待っているはず。 42.195キロを走ったとき、きっと僕の中ではまた何かが変わっているだろう。

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