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2020年9月23日 (水)

崎陽軒と古関裕而

連休明け。涼しい。昨日はほとんど一日立ちっぱなしだったので、一晩寝てもハムストリングに疲労を感じる。歳だなと思いつつ職場へ。

仕事は金曜以降に忙しくなる事が予想できるが、今日は谷間といったところ。何となく身が入らずダラダラと時間を過ごしてしまう。
午後になって申請書関連書類の不備・補填資料が送られてきたものをチェックし、条件と照らし合わせてリストを更新したりして、5時半には家路に。

今日は妻の帰りが遅くなり、次男も義母の家で食事する事が予め決められていたので、夕食は自分の事だけ考えれば良い。
ふと、久しぶりに崎陽軒のシウマイ弁当が食べたくなり、上野駅構内の売り場に向かうことにした。時間的に他の売り場ではほとんど駅弁が残っていないところも多く、まだあるか不安だったが、ここはまだ数個の弁当が残っていた。これだけでは足りないかと思い、コンビニで真空パックされたホッケの開きと切り干し大根を買い足すが、これは余計だった。歳のせいか、このところ食が細くなったと思う。
帰りは上野から不忍池を通って家まで歩くことに。小雨が降ってきたが、秋の気配を感じながらの夜の散歩は気持ちが良い。池を見下ろすマンション群の灯りが綺麗で、ここの夜景は独特だ。

崎陽軒の弁当は変わらぬ美味しさでほっとする。冷めて少し硬くなった焼売でさえ美味しく感じるのだから、味覚とは不思議なものだ。

Img_1994

風呂に入った後、録画していた「エール」を見る。ドラマは段々と戦争の色が濃くなっていく。福島三羽烏による軍歌の作曲が上手くいかない展開が続くが、この時点では裕一には、この仕事に対する抵抗がほとんどなく、詩を書く大将に違和感が生まれ始めているのが切なかった。

それに呼応するかのように、11時半からの歴史ヒストリアでは、古関裕而の生涯が取り上げられる。
古関裕而の生涯を紹介するときは、明るい行進曲の作曲家として世に登場し、やがて軍の依頼のまま国威高揚の曲を次々に発表。戦後はその曲に乗って戦場に散っていった若者のことを思い、罪悪感に囚われて「長崎の鐘」をはじめとする平和を願う曲を書くようになったという流れになる事が多い。この番組でもそうであった。
それは間違い無いのだろうが、僕としては、もう少し別の視点からこの作曲家の生涯を見たものを期待したいところ。「エール」以降、そんな検証がされることもあるのだろうか…。

テレビを消して、11時半ごろ就寝。

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