麒麟が帰ってきた
昨日と同様、今朝も涼しい。おかげで朝までたっぷり睡眠がとれた。
職場に着くと、今日も蝉が全く鳴いておらず、やっと夏の終わりが見えてきた感が。
仕事の方は9月3日から授業料減免の申請を受け付けるので、今はその準備でつかの間の谷間といったところか。
妻から帰りが遅くなりそうだとの連絡があり、こちらは適当なところで切り上げ、息子と二人分の夕食を買って7時ごろ帰宅。
夜は録画してあった大河ドラマ「麒麟が来る」を観る。コロナ禍で中断後、ようやく再開したわけだが、思えば今年の大河は、最初から出演女優の降板による取り直しなど、波乱含みだった。日曜日、再開を前にして主演の長谷川博巳がインタビューを受けていたが、やはり彼も最初は落ち込んでいたようだ。だが、やがてこの混迷の時代に、自分が明智光秀を演じる意味を考えるようになり、太平の世に来るという“麒麟”をコロナ禍の今と重ねるようになったらしい。そして、実はいつの世でも麒麟がやってくることはないんじゃないか。だが、そこに向かって汗を流す人々の努力こそが尊いのではないかというような事を語っていたのが心に残った。僕は特に長谷川博巳のファンではないが、座長としてこの難局にモチベーションを保つのはなかなか大変な事だろうと思う。そこで冷静に役を振り返っていられるのはなかなか大したものだと思った。
ドラマは桶狭間から4年後の設定で再開したが、なかなか面白く、今後の展開が楽しみだ。
今夜もミッチェル・フルームのピアノを聴きながら。今は夜の9時半。もうしばらく聞き込んで寝るとしようか。
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