辛いラーメンを食べながら新型コロナに罹った大統領を思う
8時起床。今日も寝覚めはあまり良くないが、あまり深刻に考えないことにする。
妻は休日出勤で出た後なので、次男と自分のための朝食はミスタードーナツのテイクアウトで。
10時にジムに入り、サーキットトレーニング開始。今日は昨日よりキツく感じ、発汗も多い。やや気温が高く、朝方降った雨のせいで湿度もあったことが関係しているのかもしれない。
昼食は長男と駅で待ち合わせ、彼の熱烈な希望で神田の鬼金棒というラーメン屋へ行った。
唐辛子の辛さと山椒の痺れを合わせたスープがウリの店で、辛いもの好きの彼は前から目をつけていたらしい。確かに店の前には人が並び、人気ぶりが感じられる。辛さ・痺れは調節できるが、最近辛いものにめっきり弱くなった自分は普通にしておいた。長男はどちらも増し増しで。
出て来たラーメンは濃厚なスープに太くて硬い麺がよく合う、なかなか好きなタイプのもの。思っていたほど辛くもなく、これなら次は増し増しで行けるかも。それと、他の人が頼んでいたパクチーラーメンがとても美味そうだった。パクチーの量がハンパでなく多い。この濃厚なスープはパクチーにきっと合うはずだ。
午後は、昨夜録画しておいたNHKのSONGS佐野元春特集を見た。
40年来のファンという武田アナウンサーがインタビュアーを務めていたのだが、元春レディオショーを毎回録音するなど、僕と全く同じようなことをやっていたのが微笑ましい。
番組で演奏された3曲「約束の橋」「ニューエイジ」「エンタテイメント!」を佐野が選んだ理由が興味深かった。特に「ニューエイジ」。文字通り新しい世代、新しい時代といった意味だが、30年以上前に佐野が描いた未来は、決して明るいイメージではなく、ディストピア的なものだったという。だが、そこで希望の光を辿って船を漕ぐ若者のようなイメージを描きたかったんだとか。
確か、ビジターズ・ツアー直後のインタビューで、佐野は「ロマンチックな楽観論より現実的なメランコリックを選ぶ」といったようなことを語っていた記憶がある。「冬のボードウォークに座って 全ての終わりを待ちながら ブルーな恋に落ちてゆく Sweet Sweet New Age」は本当に凄い一節だと改めて。
夕食は妻の作ってくれたお好み焼き。
ニュースを見ながら、新型コロナに罹ってしまったトランプ大統領に思いを馳せる。それにしても、この件に関しては複雑な思いだ。今までなら、たとえ考え方が違う人であったとしても心から回復を願っていたと思う。でも、トランプに関しては、何事もなく退院したら「コロナは恐れる事はない」と言いそうな気がしてしまい、内心重症化を願ってしまう自分がいるのだ。そして、そんな自分のドス黒さに気が付き、自分で自分がたまらなく嫌になる。
一体いつから世界はこんなになってしまい、いつから自分はこんなにこんがらがってしまったんだろう…。
細海魚を聴きながら、11時ごろ就寝。
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